昨日(01/29、火)のドル円(USD/JPY)の値動き(1時間足チャート)

昨日は「上下動を繰り返しながら、高値を切り下げる」という値動きでした。
1時間足チャートだけを見ると地味な値動きに見えますが、緑網掛け部分で約80pipsと、十分なボラティリティがありました。
注目すべきはやはり、早朝4時のFOMCによる政策金利発表後の値動きですね。
発表時の1時間足は、上図の緑色矢印で示してあります。とても長い上ヒゲの陽線です。
「とても長い上ヒゲ」ということは、「かなり上昇したけれど、反発も強く大きく下げた」ということが分かります。
このローソク足から、「上昇が否定された」というメッセージを読み取ることができますね。
上位足の下目線にも準じる値動きだったと思います。
興味深いのは、上図の4時間足レベル下降チャネルの上限ライン(水色の右下がりライン)付近にて、ピッタリと上昇が止められていることです。
この下降チャネルが意識されていることが分かります。
ただ、この下降チャネルのみが意識されたため、このような値動きになったわけではないと考えられます。
以下の、政策金利発表前後の5分足チャートをご覧ください。

図中の緑色矢印が、発表時(28:00)のローソク足です。
強く上昇した後に、5分足チャートで見えている高値(緑色の水平線を引いてあります)でいったん上昇が止められています。この高値が、まずは効いているわけです。
そして、1時間足20SMA(緑色の移動平均線)と4時間足20SMA(紫色の移動平均線)にて押し目を付けてから、再びの高値トライにて緑色の水平線をブレイクしました。
その後、4時間足レベル下降チャネルの上限ラインにて、最終的に上昇を止められています。
つまり金利政策発表後の上昇は、2段階にわたって止められているわけですね。
ここで重要なのは、
・1段階目の上昇ストップ位置
・2段階目の上昇ストップ時につけた長い上ヒゲ
であると考えます。
1段階目の上昇ストップ位置については、5分足チャートを見て「あれ?」と思いました。
というのも、ストップ位置のすぐ左側に高値が見えているからです。最高値ではなく、一つ手前の高値で止まったのか、と。
ここから、相場参加者が「(最高値ではないけれど)ここで利食っておこう」「(最高値ではないけれど)ここでの反発を見越して指値売りを入れておこう」と思っていた、ということが推察されます。
ちなみに、ここでいう「最高値」は4時間足チャートでも上ヒゲ先の高値(下図の下向き緑色矢印)、そして「一つ手前の高値」は(政策金利発表時の)一つ前のローソク足高値になります(下図の上向き緑色矢印)。

今回の値動きで私が得た知見は、
「必ずしも上ヒゲ先の高値で分かりやすく反発するわけではない」ということと、
「その場合には、『一つ手前の高値で上昇がいったん止まった』ことを相場参加者が認識しているため、上昇に歯止めがかかりやすい」
ということです。
(ここで「上昇に歯止めがかかった」と評価している理由は、
・4時間足レベル下降チャネルの上限ラインを結局ブレイクできなかった
・この上限ラインでかなり長い上ヒゲを作っているということは、上限ライン付近での
①「利確売り」
②「指値売り(=「ここで売る!」と待ち構えていたトレーダー)」
③「新規売り」
が同時に入ったことが示唆されます。①・②が厚かったために買い側が攻めきれず、下落に追従する③がドンドン入った形であるかと思います。)
とくにチャートをリアルタイムで監視していたわけではないですが、振り返るだけでもこのような新しい知見が得られますね。
このような分析と言語化を重ねてこそ、「相場の空気が読める」ようになるのかな、と感じています。
◆
本日(01/30、木)のドル円(USD/JPY)の分析
◎日足
・日足レベルの水平線 & トレンドラインはピンク色
・SMA(Simple Moving Average: 単純移動平均線)
→青:日足20SMA、赤:週足20SMA
(以下の日足チャートは、8時台後半のものです。)


レートは依然として日足レベル下降チャネルの中にあるため、下目線です。
高値を切り下げたうえ、上限ラインで弾かれている状況が続いており、上値の固さを示唆しています。
日足20SMA(青色の移動平均線)も、ゆっくりと右下がりを続けています。
日足の水平線に関しては、陽線の高値ヒゲ先に引いておきました。155.969になります。
この水平線までレートが到達した場合には、反発でのショートを検討します。
156円台への上昇を阻止する動きに相乗りするイメージですね。
(逆に、この水平線を上にブレイクしていく場合には、日足レベル下降チャネルもブレイクされるため、上昇トレンドへの転換を意識せざるを得ません。
ショートエントリには慎重になる必要があります。)
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◎4時間足
・4時間足レベルの水平線 & トレンドラインは水色
・SMA(Simple Moving Average: 単純移動平均線)
→青:4時間足20SMA、赤:日足20SMA


さて、4時間足レベルでも下目線です。
下降チャネルは先述のとおりバッチリ効いていましたし、ローソク足も4時間足20SMAに頭を抑えられています。
(なお、少し前に使っていた4時間足レベル上昇トレンドラインも、「その上昇トレンドラインを抜けられた=いま現在は下降トレンド」であることを認識するために、そのまま残してあります。)
この現状の下落トレンドとは直接関係ないのですが、現在の私は絶賛ショーター訓練中(=ショートしか打たない)です。
目的は2つで…
・ショート方向にのみ絞ることで、エントリ回数を絞る(余分なエントリと損失を防ぐ)
・ショートエントリ時のデータを蓄積する
です。
(ちなみに、ショートエントリは上昇後の反発=5分足でのダブルトップ完成後、を狙います。
下げている途中に入ることは、あまり狙っていません。半年~1年後に狙えるようになれば良いかな、と。)
特に、2点目の「データを蓄積する」が重要です。
これまでは、ロングもショートも打っていたので、ブログ記事としてまとめていたチャートを振り返った際に一貫した傾向が読み取れずにいました。
エントリごとに、チャートの形状が違うんですよね。
ブログ記事20個のなかで、同じようなチャート形状は2つくらいしかありませんでした。
すなわち、エントリ時のチャート場面が個々バラバラなわけです。
言い換えると、一貫して「このパターンで入ったら勝てる」という場面でのみエントリする、ということが徹底できてないわけです。そりゃ勝ち越せないわけだ。
というわけで、上掲の下図(4時間足チャート拡大図)に描いた緑色矢印が、今回のショートエントリ候補です。
155.603の高値ラインからのショート、あるいは4時間足レベル下降チャネルの上限ラインからのショートが、価格上昇後のシナリオです。
価格下落後のシナリオは、154.933の安値ラインをブレイクした後のリバースタッチ狙いです。
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◎1時間足
・1時間足SMA(Simple Moving Average: 単純移動平均線)
→青:1時間足20SMA、赤:4時間足20SMA
(こちらの1時間足チャートは、11:30現在のものになります。)

上記の日足チャート&4時間足チャート(東京時間が始まる前)から、3時間半ほどが経ちました。
東京時間では4時間足レベルの安値(154.933)をブレイクしつつ、約90pipsの下落が見られました。
FOMCでの政策金利発表後に上昇が強く否定されているのは明白なので、そりゃ下落方向に行きますよね、という印象です。
(ちなみにですが、上値も下値も固い状況が昨日続いていたせいか、154.933の安値ラインは割と強く反発材料として機能していた印象です。
9時台は「これは反発して上昇へ行くかな」と思いながらチャートを監視していました。
結局のところ、9:50の5分足で強く下げ、そこから下落の流れが出来ました。
ショート勢が押し切った形ですね。)
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本日のシナリオ(1時間足チャート)

さて、本日のショートシナリオです。
単純明快、154.933の4時間足レベル水平線の付近まで上がったら叩く、これだけを狙います。
154.933ピッタリに反応するかは、今のところ分かりません。
155.000のキリ番もありますし、少し上の1時間足20SMA(青色の移動平均線)や4時間足20SMA(赤色の移動平均線)に刺さる可能性もあります。
(そして、4時間足20SMAを下から上にブレイクされるようであれば、ショートエントリは見送りです。)
逆に、154.933に届く前に反転下落する可能性もありますね。
上掲チャートの左のほうに、1時間足の目立つ安値があります(緑色○印、154.793)。
この安値ライン(緑色)にて反発し、下落に転じるパターンもあり得そうです。
いずれにせよ、ショーター訓練生としてやることは一つ、ここから十分に上昇するのを待つだけです。
欧州時間までじっくり待つことにします。

