昨日(02/05、水)のドル円(USD/JPY)の値動き(1時間足チャート)

昨日の値動きを一言で表すなら、「とことん下落」ですね。
そもそもの環境認識が下目線だったことに加えて、東京時間は要人発言(経済再生担当大臣 赤澤氏)で約130pips、NYC時間は指標(米 ISM非製造業景況指数)発表時の動きも含めて約90pipsの下落となりました。
1日のトータルでいうと約230pipsの下落となります。
さすがにいくら何でも下げ過ぎだろう、ということで本日は調整(=上昇)が入るのだろうな、と思われます。
(実際に上掲のチャートをみると、すでに日足レベル下降チャネル下限ライン(ピンク色)から反発上昇し始めています。)
現在までの調整の上昇が1時間足20SMA(上掲チャート、青色の移動平均線)で抑え込まれるのか、はたまた1時間足20SMAをブレイクして上昇に勢いがつくのか。
「どこまで調整の戻りが入るのか」を見極めるべき1日となりそうです。
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本日(02/06、木)のドル円(USD/JPY)の分析
◎日足
・日足レベルの水平線 & トレンドラインはピンク色
・SMA(Simple Moving Average: 単純移動平均線)
→青:日足20SMA、赤:週足20SMA


環境認識としては、難しい局面です。
昨日の長大な陰線が示すように下落の方向性が見てとれるものの、以下の2つの要素により上昇トレンドへの転換が予想されます。
1.日足レベル下降チャネルの下限ラインでの反発
2.右上がりの週足20SMA(赤色の移動平均線)での反発
これらの要素に鑑みると、ここからはいったん上がって
・日足レベル下降チャネルの上限ライン
・右下がりの日足20SMA(青色の移動平均線)
の2つをトライしにいくのではないかな、と感じています。
(とはいえ、ファンダメンタルズとしては、トランプ大統領が大統領令にてサインした関税問題がいったん先送りとなったため、ドル安の傾向がみられます。
昨日の指標を受けての下落方向への流れが完全にストップした、とは言い切れないでしょう。
いま持っている意識のニュアンスは、「たぶん調整で上昇だろうな、もちろん下落もありえるだろうけど」という感じです。)
重要な水平線は2本で、まずは高値の153.716です。
このラインは数日間にわたって日足レベルの安値でした。
その安値を昨日ブレイクしたため、サポートからレジスタンスへの転換が期待されます(いわゆるサポレジ転換、ですね)。
すなわち、ショート目線でいうとこの水平線153.716はまさにショートの打ちどころです。大注目。
もう1本の水平線は、安値の152.106に引いてあります。
安値ブレイクを追いかけてのショートは入れたくないので、あくまで「ここをブレイクされたら更に下に行くだろうな」という基準としてラインを引いています。
(もしブレイクした場合には、下落方向への加熱とみられるため、飛び乗りたくはないですね。
どこで下落が止まるか分からないですし、いったん止まったら急激に戻す可能性がありますし。)
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◎4時間足
・4時間足レベルの水平線 & トレンドラインは水色
・SMA(Simple Moving Average: 単純移動平均線)
→青:4時間足20SMA、赤:日足20SMA


ラインがごちゃごちゃとしているので、ひとつずつ解説していきます。
まずは、4時間足レベル上昇チャネル(水色)です。

これは、既に役割を終えたチャネルとなります。
昨日の東京時間に起こった大幅な下落ににて、この上昇チャネルはブレイクされました。
すなわち、このブレイクのタイミングで下目線に切り替えたわけです。
(※私は原則的に、4時間足のトレンドラインやチャネルにて環境認識における方向性を定めています。)
上昇チャネルのブレイクにより下目線に切り替わったことを意識づけるために、この上昇チャネルは(役割を終えたものの)チャート画面上に残しています。
続いて、4時間足レベル下降チャネル(水色)について。

これは昨日、4時間足チャートで高値切り下げが確定したのを見て引いたチャネルです。
この下降チャネルの下限ラインをブチ抜いて下落しているということで、相当つよい下落傾向が見てとれます。
本来的には、この下降チャネルも下方向にブレイクされているので、チャネルを引き直すべきかもしれませんが…
下降チャネルの下限ラインでのリバースタッチがあり得るため(下図の緑色矢印)、そのリバースタッチが起こるか/不発に終わるかを確認するまでは、この下降チャネルはこのまま残しておきます。
(実際に、下図の緑色○印の箇所では、短期足にてこの下限ラインでの反発下落が起こっていました。週足レベルの下降トレンドライン(黄色)も重なっていますね。)

次に注目したいのは、4時間足レベルの下降トレンドライン(水色)です。
昨日の大きな下落に沿ったラインであるため、かなり角度が急です。

この4時間足レベル下降トレンドラインは、角度が急であるために、いわば「急落がどこまで続くのか」「急落がいったん止まる場所はどこか」の基準となります。
簡単にいえば、この下降トレンドラインをブレイクされたのならば(※1時間足より短期の足でみた場合、今朝のオープン後にすでにブレイクされています)、少なくとも下目線はストップです。
上昇圧力が強くなるであろうことを頭に入れておく必要がありますし、ショートを打つ際にも+10.0pipsでサクッと利確逃げを目指さなければいけません(加えて、上からのエントリをかなり強く意識しておかなければ、底でショートする懸念がぬぐえません)。
さいごに、4時間足レベル水平線について。
上掲の拡大図を再掲しますね。

水平線は、下から順に152.767と153.205に引いています。
4時間足レベルのヒゲ先高値に引いた形です。
要するに、この水平線付近でのショートを狙っている、という形です。
152.767の水平線については、(後述しますが)1時間足20SMAと重なる位置にあります。
しかしながら、4時間足の陽線に続く足なので、流れとしては陽線が連続する可能性があります。
正直なところ、よほど分かりやすいチャートパターン(と移動平均線の傾き)が出ない限りは、「ちょっとショート入るの怖いな…)という地点です。
先にも述べた通り、ショートを入れるとしたらかなり水平線に近い(あるいはいったん下から上にブレイクした後)、高目の地点からのエントリが理想です。
(おそらく、5分足で大きな陰線が出てしまったあとに入ると、底で売る羽目になるように思います。)
153.205の水平線は、欧州時間にうまく4時間足レベル下降チャネルの下限ラインと重なると、強い根拠が重なっているため良い感じなのですが…
現状、それらの水平線&下限ラインが重なっているのは本日の23時頃なので、あまり期待しないほうがよいでしょう。
この水平線に刺さるのを見届けて、5分足ダブルトップが完成したらエントリ、という気構えです。
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◎1時間足
・1時間足SMA(Simple Moving Average: 単純移動平均線)
→青:1時間足20SMA、赤:4時間足20SMA

先にも述べたとおり、1時間足チャートでは既に4時間足レベル下降トレンドラインをブレイクしています。
よって、現在は上目線です(この下降トレンドラインを、再び上から下へ抜けない限りは)。
現在は、9時ジャストにて大きく下げたのち、戻しがはいっています。
152.767の水平線にはまだギリギリ刺さっていないため、エントリはしません。
(これは、「水平線に刺さるまではしっかり待つ」という前回の負けトレードから得た教訓です。)
逆に、この水平線に刺さってから下落チャートパターンが出た場合には、ショートエントリです。
上目線のなかでのショートになりますので、利確目標は+10.0pipsになります。
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本日のシナリオ
(下図は1時間足チャートです。)

本日のエントリシナリオは、上図の緑色矢印のとおりです。
まずは4時間足レベル水平線152.767に刺さったのち、ショートエントリできそうなチャートパターンが出現すれば入ります。
この水平線を抜けて上に伸びた場合には、待ち構えている各種抵抗にてショートエントリを検討します。
具体的には…
・4時間足レベル水平線(153.205)
・4時間足レベル下降チャネルの下限ライン(水色、右下がり)
・週足レベル下降トレンドライン(黄色)
・日足レベル水平線(153.716)
のそれぞれにてしっかり待ち構えて&ラインに引き付けて、5分足のエントリ根拠(チャートパターン、移動平均線、トレンドライン、ローソク足)が出そろうのを見届けてからエントリです。
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【10:45追記】
10:30に田村日銀審議委員の発言(もともと予定されていました)があり、一気に50pipsほどドル円が下落しました。
下図は、15分足チャートです。
(…にしても、昨日のISMと同じくらいのインパクトがありますね… ここ最近の要人発言、警戒するに越したことはないですね…)


