今回のトレードは、とどまることなく上がり続けるゴールド(XAUUSD)での天井ショートです。
数量5,000で2本のショートを入れて、トータル約50pipsの勝ちとなりました。
大きな逆行も食らわず、保有時間3~5分で獲れた良いトレードであったので、記録の意味も込めてエントリ~利確までを解説していきます。



エントリ前の環境認識
4時間足チャートをみるに、上目線であることは言うまでもありません。
先週は2回ほど大きな下落があり、2回目の下落は4時間足20SMA(下図、青色の移動平均線)を割り込む大きなものでした。

「このまま日足20SMA(上図、赤色の移動平均線)までブレイクするなら、下目線への転換かな…」
とチラッと思っていましたが、何と言う事はなく、昨日(10/06、月)には高値を更新しました。
高値更新後、一度も陰線を出すことなく(!)上昇し続けているので、上目線です。
視覚的な補助として上昇トレンドライン(水色)を引いていますが、これを割るまでは上目線継続、とみています。
もちろん、右上がりの4時間足20SMAでの押し目上昇もあり得るので、ゴールドはこの先しばらく上目線のままでしょうね。
(下方向への転換のきっかけとなり得る雇用統計も、アメリカ政府のシャットダウンで発表の延期を余儀なくされていますし…)
下図の1時間足チャートでも、上昇トレンドライン(緑色)が示す用に上目線です。
なお、この時点(10/07、日本時間の午前8時)では「下げたら1時間足20SMA(下図、青色の移動平均線)で押し目買いを入れようかな」と考えていたため、1時間足高値にはまだ水平線を引いていません。
ちょうど1時間足レベルの水平線(緑色、3945.87)が1時間足20SMAと重なっていたことから、このレートのあたりまで降りてくるのを待っていました。

エントリ時のチャート分析
…が、上昇相場がかなり強気だったのか、下落をみせず9時30頃には上位足での直近高値付近に到達しました。
次の図(5分足チャート)でいうところの、3976.08の水平線(緑色)付近です。

東京時間オープン後の9時台前半は、「どうせ高値ブレイクして、そのままグングン上昇するでしょ」と(けっこう本気で)思っていたため、高値水平線での天井ショートは構えていなかったのですが…
上図での最新5分足の2本ぶん手前、水平線に上ヒゲが刺さった陰線を見て、「ここは天井ショートか」と構えるに至りました。
少し詳しく説明すると… 上昇の勢いが十分についているならば、上ヒゲとはならずにブレイクしていたはずなんです。
陰線の1本手前の陽線が水平線に弾かれている(少しだけ上にヒゲが出た陽線になっている)ので、上昇の勢いがある場合には水平線への2回目のトライでブレイク後に伸びていたはず。
ところが、2回目のトライで水平線はブレイクしたものの、すぐさま下げて陰線の確定となりました。
高値ブレイクの機運は高まっていたものの、そこからガッツリと買いが入って(含む、ショート勢の損切りの逆指値買い)、グングン上昇するという展開には至りませんでした。
ということは、次のロング勢の賭けどころは、「1分足20SMAからの押し目買い」となります。
実際にそのようになったか否かを1分足チャートで見てみると…

確かに、1分足20SMA(上図、青色の移動平均線)での押し目買いは入っています。
本当にキレイにピタっと1分足20SMAで弾かれているので、大量の指値買いがこの地点に入っていたことが窺えます。
そして、1分足20SMAでの押し目買いからロング勢は直近高値のブレイクを狙ったのでしょうが…
やむなくブレイク失敗、となりましたね。
高値ブレイクを試みた1分足が見事に上ヒゲピンバーになっています。
高値圏、とくに天井での上ヒゲピンバーは上昇ストップを示唆する強いシグナルなので、すぐさま大陰線が続きました。
加えて、この上ヒゲピンバーと、続く大陰線が1分足ダブルトップの形状を確定してくれました(上図、ピンク色線での描画)。
ダブルトップは言わずと知れた下落のシグナルなので、これを見て「この後、1分足20SMAのブレイクでショートエントリだな」と構えていました。
(→心構えを作っていましたし、損切りのSLの入力&マウスポインタを”Sell”に合わせてもいました。)
そして、相場が迷いをみせたような十字線のあと、強い大陰線にて1分足20SMAをブレイクしたところでショートエントリです。
(実際には、ブレイクの寸前、青色の移動平均線に入って抜けるかというタイミングでクリックしています。
抜けるだけの勢いがみられたため、1分足の確定を待たずにショートエントリしました。)
続いて、下図(1分足チャート)の状況にて2本目のショートを入れました。

なぜこのタイミングで(=この1分足で)ショートを入れたか?という理由は、
「陰線が出そうだったから」
です。言い換えれば、ショートが強くて「上には行かなそうだ」と思えたんですね。
実のところ、この2本目の追加はちょっと危なっかしかったです…
本来的には、1分足20SMA(青色の移動平均線)に頭を押さえられたのを1分足確定によって確認して入るべきだったのですが。
陰線が出そうだった(実際は出ず、上図のように下ヒゲが長い十字線となっています)ため、上への押し戻しの力は弱いと考えてショートを入れています。
ただやはり、判断としては早かったですかね。
上図の状態から、ロング勢が押し返して、1分足20SMAを下から上にブレイクし、さらには1分足陽線が1分足20SMAの上で確定してしまった場合には、敗色が濃厚になったと思われます。
(ただ実際は、緑色の水平線がある程度の抵抗として働いてくれるでしょうが。)
ですので、エントリ後の私の心境としては、勝ちを確信してはいなかったです。
「ちょっと早ぇな…」「いやー頼むからネックライン(←先に1分足20SMAで反発した際の安値ライン、上図のピンク色線)割ってくれよ」と思いながら、かなり緊張していました。
思考の流れとしては、「ネックラインを割ったら勝てるだろう」「ネックラインで強く弾かれたらキツいな」といったところです。
(ただまぁ、形的には1分足20SMAを下回って陰線が確定していますし、明らかにショート優位です。
5分足20SMA(上図、赤色の移動平均線)をトライしにいく流れにはなっていたので、後から振り返るとそこまで緊張しなくて良かったのですが。)
利確時のチャート
さて、利確時のチャートは以下のとおりです(1分足チャート)。

私がショート2本を入れたあたりでは、ダブルトップのネックライン(ピンク色)に4回ほどトライしていました。
下ヒゲが4本も続いていることから、4回トライしていること=4回もトライしているのにもかかわらず、ブレイクできていないことが分かります。相当に堅かったですね、このネックライン。
逆に、4回もトライを失敗しているということは、この4回ぶん強くロング勢が押し返そうとした、ということです。
そのロング勢は、ネックラインをブレイクされたらすぐさま逃げなければいけません。5分足20SMAまでドカッと下げる可能性がありますし、短期的には既にショート優位(ダブルトップが完成)となっているわけですし。
必然的に、ネックラインの直下にこの4回のロング押し返し分の損切りが溜まっていたと思われます。
ゆえにネックラインブレイクと同時にガッツリと下落したわけですね。
ショートの競り勝ちとなりました。
さきほど、「ネックラインを割ったら勝てるだろう」と思っていた、と書きました。
意味としては「ネックラインを割る」=「ショートの優位性が増すから、そうそう負けない」というものでしたが…
実際にはネックラインブレイクとほぼ同時に急落して、気が付いたらTPに刺さって利確していた感じです。
こういう急落→即利確の展開は、ストレスが少なくてよいですね。エントリから5分でカタがついたので、資金を相場に晒すリスク(=急逆行して負けるリスク)がほとんど無かったのも良かったです。
本当にあっという間のトレードだったのは、次の5分足チャートを見ても分かります。
1本の大陰線のうちに、エントリから利確までが収まっていますね。

まとめ・感想
今回スクショしたチャートを振り返って見て改めて思うのは、
「キレイなダブルトップだな」
ということです。
高値でビタッとピンバーが出て折り返しているあたりや、ローソク足の本数が整っている(=ヘンに揉み合いが長引いていない)ことからも、かなり教科書的なチャート形状だったように思います。
それゆえ、エントリ後の展開もかなりキレイに収まって(=ヘンに揉み合いが長引いたり、ロング勢に押し敗けて大陽線が出てしまったりしていない)おり、「ストンと下落して、サクッと利確できる」という理想的なトレードとなりました。
正直なところ、1本目も2本目もエントリタイミングはフライング気味だったかと思います。
「これロング勢が押し返したら危ないぞ」とポジション保有中は思っていましたし、かなりドキドキしていたのも事実です(つい最近ドカッと200pips負けてから、自信がなくって…)。
今回は、チャート形状のキレイさに助けられた、といったところでしょうか。
利確に関しては、「まぁ50pipsも獲れたからよかろう!」と思っています。
(もともとドル円を扱っていたので、50pips獲れたら大漁なのです。)
ゴールドだとボラティリティが高いですし、ここ最近は5分足で100pips伸びている、なんてのもザラに見ます。
ですが、私はまだまだ修行中の身。勝率を上げることを優先課題として、握力については「いずれ出来るようになるさ」と考えています。

